筍堀と鳥取木造駅舎の旅
昨晩のBBQは総勢18名となり、とても賑やかで楽しかった。部屋に戻っても義兄さんや義弟と一緒に相方は大分飲んでいた。
二日酔いが心配だったが、お酒は残っていないようだった。
朝、急遽義弟も(2カ月ほど前にこちらから送った折りたたみ自転車があるので)一緒に私達と走ることになった。
今日の〆は、ここから程近い <湯谷温泉でさっぱりして帰る> なので、郡家駅/若桜鉄道 まで私達は自走、義弟には車でという事になりました。
最寄り駅の河原駅(ここは若桜鉄道ではないので乗車しません)
郡家駅
お茶目な兄弟
今日は若桜神社でお祭りがあるとの事で、車内は身動き取れませんでした。もちろん1両です。
若桜駅に着いてもすぐ、改札は出ません。相方が事前にチックしておいた、SLの走る日なのです。走ると言っても転車台のみ。しかも蒸気ではなく、なんと圧縮空気なのです。
目いっぱい眺めていると、「転車台を動かしたい人〜」と係りの人の声。すかさず「はい〜」と手を挙げる。*1手動の転車台なんてあるのね。
二度とないチャンスなので、1回目は私が参加し
最後の2度目は相方も参加。
あんなに重い車体が4〜5人の力でいとも簡単に動いてしまうなんて、びっくり。貴重な体験であった。
若桜駅
まずは、若桜街道を姫路方面へ5キロ程走り「不動院岩屋堂」を目指す。
観光マップなどの写真では岩窟にへばりついているそれを良く見る。なので、苦しい登りをある程度覚悟していたのだが。「はっ、ここですか?」でした。駅からは、だらだら登りですが、激坂はひとつもなく拍子抜け。舞台造りの建物で、三朝町三仏寺の「投入堂」などと共に、地方的独自性のある建物である。入母屋、とち葺き、花燈窓が美しかった。
一番手前↑生産中止(廃盤)になった小径折りたたみ、WAIKA君。懐かしい。
の宿場町として栄えた町並みを楽しんだ。
道の駅で、手作り弁当やソフトクリームを食べ、駅の南にある
三百田氏住宅と歴史民族資料館を訪ねる。
ここから若桜鉄道沿いに、車の停めてある郡家駅まで戻る。
・丹比駅
・徳丸駅(相方曰く、以前ここには駅がなかったとのこと)
畑の中にホームがあるんですが解るかしら。誰が利用するんだろう。
・八東駅
本日終了の「了」の字の下のキッブを受け取る小さな台とカウンターが素敵だった。
・阿部駅 無人と成った駅の半分は美容院でした
八頭高校前駅はパスし、次の最終目的地郡家駅に到着。
ここで自転車達を車に詰め込み、河内方面へ。
深い谷へと進み「落河内の大カツラ」の木を見に。あまりの大きさにびっくり。
樹齢約500年の御神木。*4
因幡の神々の世界へ、引き込まれそうだった。
その後、ここからすぐの「岩つき松」と「大キリシマ」を見て、
「湯谷温泉」へ。地元もおばあちゃんでいっぱい。
回りは何も無く静か。*5お湯も気持ちよかった。
さっぱりして、相方の実家(正しくはお兄さんの新しい家)
へと戻り、今晩も厄介になる。
充実した一日だった。鳥取は、味があっていいな。他にも行きたいところが沢山あるのだ。
・若桜鉄道 http://wakatetsu.town.wakasa.tottori.jp/
・若桜町 観光・名所 http://kanko.town.wakasa.tottori.jp/
・若桜町歴史民族資料館 http://www.town.wakasa.tottori.jp/dd.aspx?menuid=1234
・大カツラの木 http://www.jalan.net/ou/oup2000/ouw2001.do?rootCd=&afCd=&screenId=OUW2001&spotId=31323ac2100120125
・大キリシマ http://www.jalan.net/ou/oup2000/ouw2001.do?spotId=31323ac2100125058
*1:一番早く手を元気よく挙げていたかも
*2:かつての城下町の名残として、旧家の白壁土蔵群の通りが残っており、往時の若桜宿の繁栄が偲ばれる。明治の大火の際、この通りは土蔵以外の建物や人家を建てることが禁止された。現在では清流と土蔵が独特の情緒をかもしだして格好の散歩道になっている
*3:家と道路の間に当たる幅1.2メ−トルほどのひさしがついた私道で、豪雪地帯であるこの土地ならではのユニ−クな『ア−ケ−ド』。昔はこれが続いていて、雪や雨の日でも傘をささずに通り抜けができたそうだ
*4:雌木で高さ25m,目通り周囲12.9m,枝張りは東西36.5m,南北35.7mにも達する
*5:もちろんカラオケのような余計な物は何もない