石垣の旅

・二日目 川平〜米原〜野底〜伊原間〜明石〜平久保崎灯台〜明石〜伊原間〜星野〜三和〜名蔵〜川平
朝、窓がカタカタ鳴っていた。しばらくすると沖縄本島地震があった事のアナウンスがあった。石垣は震度1であった。


おにぎりを宿主(友人)に作ってもらい、9時半に出発。事前におおわきさんから情報を頂いていたトミーのぱんへ。
県道から海へと向う細い道を左へと入らないと、この店に辿り着けないのだが、そのポイントが解りづらい。そして更にこの道でいいの?と疑う砂利道が続く。

つぶれない様に硬いベーコンエピを購入。店を出ると、明日の市長選追い込みの宣伝カーがわざわざ店の前まで来ていた。


米原八重山椰子を横目で見、先を急ぐ。気温は夏を思わせる暑さ。予報では28度との事。夏用のジャージではないので少し辛い。
 
アップダウンを繰り返し、野底の手前で碧い海を眺めながら、おにぎりを頬張る。
 
野底のたなかさんとこのパンでドライフルーツスティックとマンゴーパン購入。伊原間に下り、左折して206号へ入る。商店でトイレを借り、追加のスポーツドリンクを購入。しばらく行くと登りの手前右手の生ジュースの幟が私たちを誘惑していたので、寄ってみることにした。そこは、陶芸家の女性が自分の作品を展示しながらのカフェであった。貴クラブ陶&galleryという店。美人さんであった。
テラスからは東シナ海が見渡せる。相方はパイナップルジュース。私はパッションジュース。体にビタミンが染み渡るようだった。

更に、アップダウンを繰り返し平久保を目指す。久宇良辺りで今回初のローディーに出会う。

石垣牛の視線を浴び、やっと石垣島最北端の平久保崎灯台へ辿り着く。
左が東シナ海。右が太平洋。この景色が観たかったのだ。気持ち良い風を受け、そして水を頭から被り一休みしてユーターン。

 

明石の朝日と夕日とが眺められる展望台で、たなかさんちのパンで買ったマンゴーパンを補給。気温も上がり汗だくだったので、風が気持ちよい。またまた伊原間の船越を通過し*1国道390号の終点をとりあえずパチリ。

玉取崎展望台にも行きたかったのだが、依然行ったこともあるし、膝も痛かったので展望台に登ることなく国道からの景色を楽しむ。

更に南進。新石垣空港予定地を通過し、その先を左折して211号へと乗り換える。ここからは往路あまりアップダウンもなく精神的にも楽になる。途中のパイナップル畑にお邪魔してひと休み。

石垣島製糖工場横を通り名蔵湾へ下る。
宿へ着く前に、前高屋のばーばの所に寄ってみる。外から「○○ばーば」と大きな声で何度か呼んでみると、しばらくして「はーい」と返事があった。居るんだばーば。門を開け2階の玄関まで登ると、ばーばが現れた。元気そうな顔を見たら涙が出てきた。今も三味線や、沖縄民謡の先生をしているようだ。じーじが亡くなって20年近くなるが、女性は元気で丈夫だ。これで今回の目的のひとつは、完了。*2


宿に戻る前に、いつもの川平のジェラート屋、おいシーサー遇(GU)へ。今日はご主人がらした。自衛隊を定年退職して島に戻っ来た方。若い頃は輪行して色々な所を旅をしていたとの事。しばしお話をして、友達の宿に戻る。

お風呂に入って、テラスで気持ちい風を浴びながら麦酒。


今日の夕飯は、天気もいいので庭でBBQとなった。ダイビングショップに嫁に行ってオーナーとなってしまった友人とその息子、大阪から石垣に移り、安栄観光に就職して早や10数年という友達も町から会いに来てくれた。そして宿主の一家6人。皆、元気で幸せそうで良かった。でも子供が4人もいると、大学に入学させてあげるのも大変。昨日はちょうど、宿の長女が山口まで大学受験に行っていた。楽しい時間は、本当にあっという間である。

 
ダイビングショップの友達のご主人は、明日の朝市に出す魚を突きに行っているので、会うことができなかったが、蟹ありがとう!美味しかったよ。



・トミーのぱん http://www.wiz.gr.jp/tommy/
八重山椰子 http://www.weblio.jp/content/%E5%85%AB%E9%87%8D%E5%B1%B1%E6%A4%B0%E5%AD%90
・たなかさんとこのパン http://blogs.yahoo.co.jp/vie_privee2006/12339728.html

*1:石垣島で一番東西で細い(270メートルと狭い)部分。昔は漁場を帰るのに、今日は東、明日は西と船を担いで漁師は移動していたそうな

*2:こういう時カメラを取って「二人で撮ってあげるよ」なんて言ってくれたら嬉しいのだが、こっちは気が動転していてそんな事すっかり忘れちゃっているのよね