堀切菖蒲園と柴又帝釈天

kimrin2007-06-17

先週母が行って見ごろだったらしいので、堀切菖蒲園へ向けて出発。
ハルピン餃子のすぐ近くだった。


堀切における花菖蒲の栽培は室町時代にさかのぼり、江戸末期には「江戸種」と呼ばれる花菖蒲発祥の地として多くの浮世絵に描かれ、紀行文にも登場している。公園入り口で三代歌川豊国の浮世絵(堀切菖蒲園花盛図)葉書などが5枚組みで売っていたので、ついつい買ってしまった。眩しい白や、気品のある紫苑色はすばらしく、花を眺めていると広重の江戸百や国孝の美人画が重なる。今にも、つぶし島田で褄を片手にとりはんなり歩く姐さんが出てきそうだ。