秩父へ紅葉チェック

紅葉は少し早かったが、色々な発見があって楽しかった。



芦ヶ久保まで電車で行き、西武秩父駅まで一気に下る。途中秩父ハープ橋へ抜ける小道で、現役銭湯や意匠の美しい民家や社宅など、小さな発見あり。
二度目となるハープ橋を渡り皆野へ抜ける。ここから先月立ち寄った龍勢会館で炊き立てホカホカのお赤飯・味噌と梅のおにぎり、きび饅頭、着物の生地で作ったバックを購入。すべて生産者(制作者)の名前が入っている。今日は天気も良く暖か。外でおにぎりを頬張る。お赤飯が特に美味しかった。


ここから阿熊川沿いを遡上。

今日のコースは”山”とは聞いていたが・・・何を間違ったのか、知っていたのか、相方に付いて行くとそこには看板が。「ヒルクライム*1コース入り口」ですって!いやな予感。
予感は的中。登れど登れど坂。このまままっすぐ行くと城峰山に向ってしまうので、横道にそれた。それたはいいが、先程より斜度がキツイ。山はうっそうとし、道幅も狭くなる。「熊出没」や「猪出没」などの看板が出てくる。何だか怖くなってきた。今にも熊が出て来そうだ。鈴も付けていないし、大声で森の熊さんを「早ーく、お逃げなさぃ・・・」と歌いだし、人が居る事をとりあえず、熊に伝える事にした。後どれくらい登りが続くか解らないが、昨晩地図で見た限りでは、そんなに長い距離ではないはず。既に押しに入っている。やっと空が開けてくるかなと思ったら、「人家あり、発砲注意」の看板。熊よりこっちの方が怖いかも。しばらくすると、空が抜けた。しかし、こんな所に民家があるの?!小さな集落があった。*2その先には、八坂神社がありなかなかの彫り物がしてあった。石灯籠には明治35年と刻まれていた。

少し進むと大きな道*3に出た。ここから下り。一安心。相方を追い抜き気持ちよく下っていたら「秩父華厳の滝」をパスしてしまうところだった。せっかくなので滝を見学し、

途中秩父34番水潜寺


と旧皆野日野沢小学校に寄る。



国神経由で上長瀞に抜ける。2時前であったが*4相方が腹ペコ状態だったので蕎麦屋*5に入る。きのこ付け汁蕎麦は、豚肉も入りコクがあって美味しかった。

店を出てからは、何度も走っているいつものコース。ここからはほんの少し緩やかな登りと下りが続く。相方から「橋の所で待っててね」の*6のサインが出たので、今までの欲求不満を晴らすが如く、踏み込む。しばらくして相方と寄居橋で合流。

ここから、相方が大好きな小川町の「麦雑穀工房マイクロブルワリー」を目指し1時間程走る。今日は、おがわポーター・やまぐり・雑穀ヴァイツェン。お通しは菊芋の麦酒漬け。ほんのり苦くて、歯ごたえ有。ピタパンサンド*7も食べたかったけど、今日は食べてばっかりで、このときはお腹いっぱい。野菜セットが精一杯だった。お土産にシフォンケーキと木の実パンを購入。

駅までKUOTAを担ぎ、駅前の清水屋豆腐店で枝豆の青豆腐とおからドーナツもお土産にする。小川町から電車に乗り込む。ほろ酔い気分で、あっと言う間に深い眠りに落ちていった。

60キロ
秩父(駅)〜皆野〜龍勢会館〜阿熊川(遡上)〜小前の八坂神社〜秩父華厳の滝〜水潜寺〜旧皆野日野沢小学校〜小川町ブルワリー〜
東武東上線で帰宅

*1:龍勢ヒルクライムコースの一部であった

*2:帰ってきて調べたら「小前」と言う所だった。もうひとつ。城峰山を避けたわけだが、右折する道がひとつ早かったらしく、結果的にショートカットの激坂コースを選んでしまった模様

*3:県道284/下日野沢東門平吉田線

*4:相方本日の3食目

*5:うちだ

*6:先にかっ飛んで先に行っていいよ

*7:レタス・たまねぎ・きゅうりのピクルス・ドライプチトマトのオリーブオイル漬