鳥取〜米子〜松江

kimrin2009-07-12


鳥取駅前のホテルを7時前に出発し、特急「まつかぜ」で米子まで。


米子から日野川沿いを東八幡まで遡上し、ここから東へ異動。今回是非行きたかった植田正治写真美術館を目指す。


空が抜けたかと思ったら、絶好の場所にそれは現れた。
1階で写真をじっくり観た後、2階へ。そこへ足を踏み入れるや否や、その空間へ吸い込まれる。遮る物は何もなく、悠々とした姿の大山が出迎えてくれる。何時間いても飽きない。2時間弱はいたであろう。そして、二度とないであろうカメラの中に入り、巨大なピンホールから映し出される、巨大逆さ大山に圧倒される。もうしばらく漂っていたかった、が先を急ぐ。
 


ランチはガンバリスで、お肉をたっぷり注入。
ペンション村を抜ける途中で、大山をバックにTikit と一緒に収まる。誰ともすれ違わない。貸切状態である。
 
山岳博物館で、珈琲タイム。

そこから一気に溝口まで下り、更に川沿いを下る。繁華街に出るまでは、草木で覆われた日陰の中が涼しくて気持ちよかった。もちろんここも、貸切状態。とっても気持ちのよい良いコースだった。


一路9号線経由でお次の、世界的にも有名な足立美術館を目指す。



入館料は二千二百円と少々お高目だが、庭はとてもよく手入され美しかった。そして木や石、白砂、滝との絶妙な調和。また、向うの山とこちらの庭との自然な溶け込み具合から、職人技が感じられた。


足立美術館に別れを告げ、飯梨川を下り、本日の宿のある松江を目指す。相方の牽きもあり巡航30で*1気持ちよく走れた。事前に相方が調べておいてくれた「宍道湖に沈む夕陽」の時間には間に合ったが、宍道湖までは行かず、部屋の窓から眺めることにした。

夕闇迫る京橋

*1:松江までノンストップで30km。恐るべし、Tikit