山陰の旅(相方の実家訪問)
実家→倉吉→鳥取空港
今日は、平日なので皆さん出勤の支度で忙しくしている。朝食の後片付けを済ませ、8時過ぎには実家をと別れし、自走で鳥取駅まで。
柿の色と紅葉が美しかった。
鳥取から倉吉までは、スーパーおきで移動。
倉敷駅に到着し驚いたのは、レンタサイクルが"無料"だということだ。しかし、平日なので案内所には一組の家族しかいなかった。
まず、国道を斜めに横切る「倉吉線の廃線」跡を辿る。
その後、旧打吹駅付近に立てられた倉吉線の鉄道記念館へ入る。無人なので自分で電気を点けて入館というシステムである。明治〜昭和と繁栄していた頃の倉吉の町の人の姿や、さよなら倉吉線の写真・スイッチャーと呼ばれる貨物の入替機があり、自由に機関室に入れとても貴重な体験ができました。
今日は、家に帰らなくてはいけないので先を急ぎます。
ここからは、赤瓦と白壁の景色を楽しみに蔵の街へ*1と移動します。
この辺一帯は国重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、商家がたくさん残っております。蔵は、白い漆喰壁に黒の焼き杉板のコントラストが、たまらなく落ち着きます。赤い石州瓦も、緩やかな反りを持つ一枚石の橋も不可欠です。
大正時代に建てられた醤油仕込み蔵の、天井の梁と束柱に格子状に組み合わせた五重構造の小屋組みも、見ごたえがありました。
予想に反して心惹かれてしまったのが、出雲大社倉吉分院横にある「大社湯」。分院やすぐ近くの有名な牧田家だけを見て帰ってしまう人が多いのではなかろうか。引き戸は開けて中は覗かなかったが、現役の銭湯です。しかも外から2階の湯船のタイルが見えます。時間があったら入ってみたかったよん。
盛りだくさんな3日間であった。
醤油蔵→蕎麦屋ギャラリー和*2→倉吉ふるさと工芸館*3天女モザイク壁画→高田酒造→牧田商会*4→出雲大社分院→旧牧田家→大蓮寺石→臼珈琲*5倉吉大店会→町屋清水庵大岳院→倉吉駅