5月3日:大宮(スペーシア)→日光杉並木→東照宮

大宮9:30のスペーシア日光81号に乗り込み、終点ひとつ手前の下今市で下車。以外にもハイキングなのか、終点の日光までは行かず手前で下車する人がいた。
心配していた雨も降りる頃にはすっかり止み、杉並木*1に向って出発。



追分地蔵から119号と並行して走る日光街道の杉並木を宇都宮方面へ走る。車も少なく陽も照ってきたので気持ちよい。一箇所だけ2.1のスリックタイヤで大丈夫かなという所があったが、問題なかった。大沢の交差点で右折し今度は例幣使街道に入ることにする。ここも無理に追い越していく車はなく、走りやすかった。
この杉並木は植栽されてから、すでに400年が経とうとしているので20万本あった物が今では1万3千本くらいになってしまっているとか。根が土から大幅にむき出し、今にも倒れてきそうな木が何本もあった。倒れても新しい若い元気な木を代わりに植えない限りは、年々少なくなっていってしまうんだろう。江戸時代、並木は日光奉行の管理下にあり、手厚く保護されていたが、明治38年国から日光東照宮に「下げ戻し」となり公共的利用を目的に保護されることになった後、今はどうなんだう。

地震坂・十石峠を過ぎ分岐の追分まで戻る。第三の街道である会津西街道を目指すが川を渡ってすぐ右に入らなくてはいけなかったのに行き過ぎてしまい、少し遠回りをしてしまったが制覇。川原町まで戻り最初の日光街道に入り今度は、日光方面へ。


ここからの道が一番静かで趣がありよかった。また走りたい。砲弾打ち込み杉などを見て、無事日光駅に到着。
雲行きが怪しかったが、東武日光駅前の金谷ベーカリーで私はチーズケーキ。相方は山菜ピラフ。ここはもちろんべーカリーや百年カレーが売りだが、山菜ピラフが美味しかった。外へ出るとポツポツ来た。宿はもうすぐなので合羽を着てもうひと踏ん張ばり。
宿について、ここからは徒歩で東照宮へ。雨も止んだ。雨に光る新緑がきれいだった。五重塔の前で共通券を買いgo。

初めての相方の為に、神厩舎(長押には猿を主人公にして人間の一生を描いた彫刻が8枚)・陽明門眠猫宝塔・本地堂鳴龍は全ておさえました。相方も感動していた模様。私は何度も来ているが久々だったので、その彫刻と色使いに圧倒されっぱなしでした。
 

二番目の欄間が見ざる・言わざる・聞かざる     やはり日が暮れてしまいそう
 
唐門の扉
昼間は開け放たれているので夕方以降朝の開門前までしか見られない

*1:日光杉並木は総延長は35.41キロ、日光街道(16.52キロ)・例幣使街道(13.17キロ)、会津西街道(5.72キロ)で構成されいる