鮟鱇ツアー

kimrin2008-02-01

もう先週の話になるが、お腹も正常業務に戻ったので26・27で行ってきた鮟鱇ツアーの模様を。


0900上野発スーパー日立11号に相方と乗り込む。(T本さんは1号車1番A席であった) 日立で各駅に乗り換え12時前には大津港駅に到着。3人で行動開始。まずは美味しい海の幸を目指し、漁協直営店の市場食堂へ。
本日、生シラスは上がっていなかったので、釜揚げシラス丼にしてみた。卵の黄身との相性もよくおいしかった。


ここに来たら、寄っておかなくてはいけない所がある。隣のよう・そろー物産館のル・パティシェかしむら。何でこんなところにケーキ屋さんがと思うかもしれないが、私も解りません。何でなんでしょう。海鮮市場なのに。
店主はとても気前よく、なんでもかんでも試食を出してくれる。磯原そだち*1と、アールグレーのケーキーが美味しかった。何種類か購入し、何時間かしたら、また別の数人の自転車乗りが来るので、ヨロシクネと伝えて帰る。


ここから本日のお宿がある平潟に向かうのだが、途中独断と偏見で前日に組んだコースを走ってみることにした。


港と小高い山の間に点在する神社(安波大杉神社〜長松寺〜佐波波地祇神社)を巡り、五浦海岸〜大津岬灯台〜五浦岬公園〜五浦美術文化研究所〜六角堂〜天心邸〜天心記念五浦美術館〜鈴せい、というコース。


海岸出でるまでは、少々ひなびた街の細くくねくねした道を何度か上ったが、小高い岡から見る海はすばらしかった。
 


五浦は波激しく荒げたち断崖は更に恐怖感を増した。六角堂も波の荒い岩場の突端に建ち、天心はここでの波音で海外の疲れを癒していたらしい。
 
 


美術館のエントランスもすばらしかった。

国道は避け海沿いの道を選んで宿へ。


今回は、
A:走り屋登りチーム 7名
B:走り屋軟弱チーム 3名
C:丸腰チーム    6名+夜1名


我々Bチームが宿に到着した時には、既にCチームが大部屋でくつろいでいた。お茶を飲んでいる間にAチームも到着。お風呂に入って、宴会に突入。


鮟鱇は骨も多く、どこがどこの身でどこをどのようにパクついていいのか解らず難しい。私には鮟鱇よりも平目のお造りと雲丹・柳鰈が絶品だった。そうそう最後の肝やら濃厚なエキスたっぷりの雑炊も美味しかった。

お腹いっぱいと言いつつ、食後に二階で行われたケーキ争奪ジャンケン大会は、女子の目とOのさんの目が血走っていた。うまうまでした。おのさんご馳走様でした。

既にこの時点で何人かは出来上がっていましたが、相変わらず女子は元気で11時過ぎまで大部屋で盛り上がりました。

明日は小名浜の目光だーーーっ。


朝食を済ませ、出発前に港の朝市へ。新鮮な魚・佃煮など色々。小じんまりしていたが、空は澄み切り磯の香りに包まれて気持ちよかった。港に置かれた船の足湯には長いパイプで絶えず暑い温泉が投入されていた。
 


港に行く途中の民家に飾られていた

宿に戻り、本日の走り*2スタート。


港横の小さなトンネルをくぐり、静海亭の横をすり抜け海が一望できる神社に登り、朝の空気をいっぱい吸う。ここのお庭の苔が美しかった。
陸前浜街道に出る少し手前で県境標が。福島へ突入。


まずは勿来の関跡へ向かう。登りで皆に抜かされて行く。でも今回はセミスリックだし、幅もあるのでいつもよりは段差が気にならないのがいい。ここの関は、白河の関、念珠ケ関とならんで奥州三古関と呼ばれている。桜の木をバックに馬に跨る義家の横の門をくぐり前へ進む。古くから和歌の歌枕の地として知られ、多くの歌人の歌碑がある。そうそう途中の寝殿造りのトイレも要チェックです。


その後どこをどう走ったかは解りませんが、くねくねしてたり細かったりいきなり海に出たり、高台から眺めたりと小名浜に行く道は楽しかった〜。
 
Cチームとの(今日はAチームとBチームは同じ工程)待ち合わせである小名浜魚市場2階にある市場食堂へ。少々時間が早かったが、店内も狭いので時間差攻撃で、先に頂くことにした。色々迷ったが、目光定食にした。鯖もおいしそうだった。皆と合流した後先発隊はお土産を買いに、いわきららミュウへ。朝市では魚を何も買わなかったし、後は帰るだけなので生の目光を購入。
 



3時台の特急に間に合うように、自転車組・車組がいずみ駅に集合し、ここでひとまず解散となる。
埼玉組は車で。途中湯本温泉でひとっ風呂浴び(220円)美味しいうどんを食べて、栗橋までご一緒させていただきました。


いつもいつも楽しい企画をしてくださるK&Tさん。今回も大変お世話になりました。美味しく楽しく気持ちよいツアーとなりました。有難うございます。
そして、皆さんお疲れ様でした。

*1:一切小麦粉はしようせずバターたっぷりでしっとりのココナッツ味

*2:といってもたぶん20キロくらい