江東プチ散歩

kimrin2008-09-20

相方のお兄さんから届いた梨の一部(13個)を、実家へ配達。
かなりずっしり来た。駅まで車で迎えに来ていてくれた父に物は預け、私と母とで出かけることにした。


人生で一番長く済んでいるのが新宿区、その次は江東区であるが、
今日は木場のギャザリアで昼食を済ませ
古石場文化センター→古石場川親水公園→牡丹町公園→門前仲町で珈琲→
(ここから独り)小津安二郎出生地→採茶庵→明治小学校→閻魔堂と回ってきた。

江東区に住みながら、粋でいなせな芸鼓がかつていた古石場や牡丹町、深川辺りの路地裏にまだ足を踏み入れたことがなかった。


小津監督が深川生まれであると言うことは知っていたが、古石場文化センターには小津安二郎紹介展示コーナーがある。まだまだ、見ていない作品はあるのだが、やはり江東区で撮影されたものは多く、特に東京の宿・一人息子・出来こころはまさに私が小学校一年まで育ったところのすぐ近くであった。母も懐かしそうに、そういえばこんなタンクが昔あったかしら、などと言いながら撮影現場となったスチール写真を見ていた。


もう一つ驚きがあった。
小津監督は明治43年に、深川区立明治尋常小学校へ入学しているのだが、私の父も実は明治小学校である。もちろん一緒に学び舎に居たわけではないが、ちょっぴりショックでもあり嬉しくもある。


展示コーナーには、小津監督のスケッチや習字、綴り方(作文)があったのだが、とても小学生とは思えないうまさであった。


秋になったら、清澄庭園で紅葉を愛で、その後近所の色々な橋を巡ってみたい。
橋の歴史や名前の由来など、調べてみるとなかなか面白い。